あまりにも澄んだ冬空だったため「今日は日頃のリフレッシュを兼ねて空を眺めて過ごしたい!」と自転車を走らせることにしました。
向かった先は、大阪市営地下鉄「八尾南駅」から徒歩5分にある「八尾空港」です。
2013年に沖縄のオスプレイ問題が取りざたされた際、当時の大阪市長である橋本さんが「八尾空港にオスプレイを」と一躍全国に周知された場所です。
なお空港と名前はついていますが、定期便の就航はないため、一般の方が利用されることは少ないかと思います。
自家用の小型航空機やヘリの発着だったり、自衛隊や消防・警察の航空隊の利用がほとんどのようです。
冬空に伸びる滑走路!澄んだ空気も気持ちいい
八尾市は大阪市内へのアクセスの利便性から住宅街が多く、ひらけた土地は残っていない印象を持っていました。こんなにひらけた場所があったなんて!
敷地がとても広くあたりをみまわせるので、気分転換におすすめの場所なんです。
全長1.5kmにもなる長い滑走路と、その端に並ぶ航空機。
真っすぐ伸びるアスファルトと青空の対比がとてもキレイです。
ときおり航空機の発着音が響き、なんだかとテンションが上がります!
飛行機の離発着を見る機会など今まで無かったため、遊園地のような非日常感が感じられました。
「八尾空港」ではヘリも離発着しているようです。
遠目にですが「関テレ」と機体に書かれているのが見えましたので、取材用のヘリなのでしょう。どんなニュースがあったのかな?と気になりました。
えんじ色のヘリ発見!カメラを携えてる方がたくさん!
滑走路に沿って進んでいくと、少し開けたところに到着。フェンスで仕切られており、ここが終着点のようです。トラックの搬入口のようで、遠巻きながら航空機やヘリを眺めることができました。
そこには私のほか、大きな望遠レンズを携えた方々が複数名いらっしゃいました。あとは子ども連れのお母さんも。乗り物好きな子どもにはおすすめのスポットかもしれませんね!
近くのヘリは深いワインレッドのえんじ色と白線のコントラストが恰好いい!プロペラ部分まで色分けされてますね♪
しばらく待っていると、手前のヘリが飛び立つ様子を見ることができました!
プロペラの風切り音が響き、すごい迫力。
ゆっくりとアスファルトを進み、そこまでスピードが出ていない状態で、ふわっと浮かびます。
まるで見えない糸で引っ張られるようにして、ヘリは空に浮かびました。
先ほどまでの緩慢な動きとは打って変わって、急上昇に旋回。こめ粒ほどの大きさになってしまうまで、そう時間はかかりませんでした。
って、また写真撮ってない!!見ながら撮るって難しい……というか忘れてる。
ヘリやプロペラ機を見たのなんて、いつ以来でしょうか。飛び立つ瞬間なんて、本当に久しぶりかも。童心に帰ることができた30分でした♪
一般向けの遊覧飛行のプランも
今回ご紹介した八尾空港ですが、一般の方向けに遊覧飛行も行っているようです。
大阪市内へはもちろん、奈良や京都、なんと明石海峡大橋までフライトしてくれるプランも!
ご家族や大切な人と、日常では味わうことのできない空の散歩を味わうことができますよ。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
八尾空港
住所:大阪府八尾市空港2-12
アクセス:大阪市営地下鉄「八尾南」駅から徒歩約5分