大阪府にある柏原市は、7割は山地に囲まれており、比較的自然が多いところです。
今回は柏原市大県地区にある「皿池」という溜池に、行ってみることにしました。
生駒山系最南部の山と言われる「高尾山」の中に、皿池があるようです。
皿池の周りは桜がたくさん咲いていると聞き、今回はお花見を兼ねての散歩となりました!
近鉄大阪線堅下駅を降りて東方面に歩いて行くと、旧170号線の道路が見えました。
旧170号線を渡り、さらに東方面へ歩くと山に向かった上り坂を進んで行くことに。
山のある方に歩いていく途中に、柏原市保健センターを見つけました。
柏原市保健センターは「オアシス」と呼ばれ、柏原市民から活用されているそうです。
保健センターからあと少し、山に向かって坂道を登って、皿池を目指します!
皿池の周囲は、大きな桜の木が何本もある「春を感じる場所」
しばらく上がっていき、大きなマンションがあるところを左に曲がると、大きな桜が見えてきました。
新緑に囲まれた山の中に、キレイなピンク色の桜が咲き誇っているのが見えました。
どっしりとした大きな安定感のある桜の木には、満開の桜の花が咲き誇っており、「日本の春」と言った感じでしたよ!
特に、この日は晴れていて、このようなキレイな桜を見ることができて清々しい気分に。
青空と桜のピンクの色合いがとても美しく、しばらく眺めていました。
山をバックに皿池を撮影してみました。
西に向かった山の斜面には桜が満開となっており、本当に美しい光景でした。
恩智川に繋がる「水がめ」の存在である皿池
皿池は、この付近を流れる恩智川に繋がっているそうです。
恩智川とは、柏原市から北に向かって流れ、八尾市を通って寝屋川に合流しています。
15キロメートルの長さを誇る淀川系の一級河川として知られています。
柏原市と八尾市の市民の生活を支える貴重な河川のようです。
皿池は単なる溜池ではなく、複数の市を跨(また)ぐ恩智川の源流となっている重要な溜池だとは知りませんでした!
散策に来た日は見当たりませんでしたが、普段は皿池周辺では釣りを楽しむ人の姿が見られるとのこと。
皿池周辺はほぼ住宅街となっているようですが、釣りやウォーキングを楽しむ人のレジャーの場にもなっているようですね。
近鉄大阪線堅下駅から徒歩圏内で行ける、自然豊かな場所
ふと皿池から堅下駅のある方向を見渡すと、このような眺めです!
すると、かなり遠くまで街並みを見ることができました。
堅下駅から皿池まで20分ほど歩くだけで、このような自然にあふれた高台に来ることができます!
電車で来て、気軽にハイキングすることもできるのでとても便利ですね。
せっかくなので最後に、もう一度皿池周辺をぐるっと散歩して帰りました。
柵の周りを歩くと、皿池が結構広いことがよく分かりました。
今回は時期外れでしたが、夏から秋にかけては皿池付近にたくさんある「ぶどう畑」にたくさんのぶどうが実るそうです。
ぶどう狩りに訪れる観光客もたくさんいるようですよ!
柏原市は大阪府内でも自然が多い場所であることは知っていましたが、駅からバスを乗り継いだりかなり遠くまで歩くこともなく、高台まで上ることができるように思いました。
体力に自信がない方にもおすすめのウォーキングコースです。
お天気の良い日に、ぜひ高尾山の皿池に行ってみてくださいね!
皿池
住所:大阪府柏原市大県4
アクセス:近鉄大阪線「堅下駅」から徒歩20分