新庁舎となった柏原市役所とテラス柏原!どんな建物なの?

2001年5月より新庁舎に移転し、充実したサービスを市民に提供している柏原市役所。

市役所というと、どこか堅いイメージがあるのですが、リニューアルされた柏原市役所はどのような建物となっているのでしょうか。

今回はこちらの柏原市役所をご紹介いたします。

「新たなランドマーク」として市民に愛される市役所を目指す!

これまで使われていた柏原市役所は、1969年(昭和44年)に建てられました。
築50年を超え、耐震性や施設の老朽化など問題が出てきたとのことで、建て替えを決めたそうです。
今までの市役所は解体され、新たに敷地内に建て直しをしたのが新庁舎です。

新庁舎は鉄骨造の地上5階建、延床面積は8,963平方メートル。
以前の市役所は地上2階建てだったため、かなり大きくなった印象があります。

今まで別館だった柏原市教育委員会も、新庁舎に入ることになりました。
段差がなくバリアフリーの歩道となっており、車椅子の方や高齢の方も利用しやすくなりました。

市役所の横に芝生のコーナーが設置されているのを見つけました。

ここに並んでいるベンチは「かまどベンチ」と言われるもので、災害時は「かまど」に変身するという優れものなのです!

防災意識を高く持って建てられたそうなので、このように施設の所々に防災に役立つものが置かれているのかもしれませんね。

そして、市民の生活を守る事業を行うだけでなく、市民の交流の場として「新たなランドマーク」を目的に新庁舎を建てたという柏原市長の想いもあるそうです。

柏原テラスに登って、柏原市を一望してみよう!

芝生の目の前の階段を登ると、市役所2階に設置された「かしわらテラス」に繋がっています。

階段を登っている途中、南側に電車が走っているのが見えました。

これはJR大和路線の電車ですが、近くには近鉄大阪線の電車も走っています。

柏原市役所の最寄り駅は近鉄大阪線安堂駅になりますが、この付近はJRと近鉄電車の2つの鉄道会社が並行して走っているそうです。

そして電車の背景には緑の綺麗な山が見えますね。

かしわらテラスに来ると、このような開放感あふれる空間が広がっていました。
デッキ調のフロアがとても落ち着きますね。

市役所内にあるエレベーターを使って2階からテラス柏原へ、出入りをすることも可能だそうです。

少し見えにくいですが、この後ろには大和川が流れており、広大な河川敷が広がっています。

天気が良いと、藤井寺の古墳を眺めることもできるそうです。

こちらのかしわらテラスは、市民交流の拠点の場所として作ったのだとか。
テラスでは東の山並みと、西の大和川両方の景色を楽しむことができます。

そしてこのように、柏原市の名産であるぶどうに関するものも展示されていました。
山地に恵まれた柏原市は、ぶどうの産地として全国的に有名なところなのです!

そのぶどうの産地としてのPRも兼ねたポスターも掲示されています。

マンホールの蓋は市役所入り口に展示されていましたよ!
道路にこんなにカラフルなマンホールがあるなんて、びっくりしますね。

柏原市役所の前は国道25号線が走っています。

大阪市内から奈良県を通る国道25号線は、柏原市の主要道路となっています。

最寄り駅の安堂駅からもそんなに遠くなく、車でも来庁しやすいです。
市民にとっては便利なところに建てられているのではないでしょうか。

柏原市内では無料シャトルバスも運行されているそうです!

柏原市役所は手続き関係を済ませるだけの場所ではなく、訪れて楽しい、柏原市の良さを知ることができるスポットなのだと思いました。

柏原市役所
住所:大阪府柏原市安堂町1-55
アクセス:近鉄大阪線「安堂駅」から徒歩5分
TEL:072-972-1500
営業時間:8:45-17:15
定休日:土日祝(12月29日から1月3日を除く)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。