今回は、JR八尾駅から徒歩3分の好立地に位置する、八尾市指定文化財の「安中新田会所跡 旧植田家住宅」へ見学にいきました!
江戸時代後期の1704年に建築された建造物が含まれており、歴史的景観からみても高く評価され、貴重な建造物だそうです。
入場料は「一般250円」「高校・大学生120円」「中学生以下無料」と、気軽に何度も遊びにいける料金ですね♪
中学生無料、というのが素晴らしい!
自転車でも安心!駐輪場も完備されていました。
駐輪場は裏門にありましたが、案内板が設置されているので迷うことはありません。
裏から除く風景も、なんだかサザエさんの縁側みたいで風情があります♪
いざ進まん!昔のくらし、昔の家電を調査だ!
冬季企画展が開かれていたので、さっそく見学しました。
「旧植田家にのこる昔の家電を集めました」とのことで、実際に使われていた家電であることが伝わってきます。どどーん、と所狭しと並ぶ展示品!
柵なども無いので、間近でじっくりと眺めることができますよ。
私たちの部屋を見渡すと、照明・テレビ・エアコン…と、家電に囲まれていますが、その家電にも歴史があるということを再認識しました。どこかで見たようなものもあって「懐かしいかも♪」という気分になりましたよ!
たこ焼きの祖先のひとつと言われているのが、こちら「チョボ焼き」です。
昔はタコを使わず、こんにゃくや天かすなどを入れていたそうです。
それはそれでおいしそう~♪
こちら「一人用すき焼き鍋」と「卓上ガスコンロ」となります。
すき焼きはどの時代であってもおいしいんだろうな。
一人用が用意されるっていうことは、それだけニーズもあったんでしょう。
「ワッフル焼き型」ですって。ハイカラです!
こちらは、現代でも同じ作り方のままですね。
逆に現代では見なくなってしまったのが「鰹節削り」です。
説明文から「昔はどの家庭にもあった」そうなのですが…私、現物を見たのはこれが初めてでした。削りたての香りを嗅いでみたいものです♪
おばあちゃん家みたいに懐かしい風景が♪ずっとゴロゴロしたい安心感が主屋にはありました!
主屋では、生活感のある日本家屋が再現されていました。古めかしいけれど、どこか懐かしい。おばあちゃん家に行った気分になれましたよ♪
昔はお米を炊くのもひと苦労。薪で火をおこして、窯で炊いてたんですもんね。
今は時間になると自動的に炊き終わるけど、昔だったら火を止めないと焦げ付いたりしたんだろうなあ。現代の家電に感謝です!
これは神棚でしょうか。昔の家は台所などに神棚があったと記憶しています。
おばあちゃん家では、毎食のたびにちょこっとご飯などをお供えしていたのを覚えています。台所以外にも階段のところとか、いくつかあったような。
日本の冬といえば?そうコタツです!しかも電気カーペットまで完備されてるやん!
コタツです!いいですね、我が家ではコタツを出していないので、なおさら恋しくなりました。
試しに足を入れてみると…わお、暖かい。
暖めてくれているってことは、和んでいいよっていうサインなんでしょう♪
おや? コタツに何やら紙が置かれていますね。
なんだろう~。
なんと、コタツに入りながら遊んでもいいみたいです!
遊び道具も貸してもらえるようで、至れり尽くせりですね♪
コタツから外を見ると、美しい日本庭園が!
ぼ~っと、ゆったりした時間を過ごすことができました♪
JR八尾駅からも近く、日本の原風景を感じられる癒しスポットでした!
季節ごとに催しをしているようなので、これからも通ってみたいと思います。
八尾市指定文化財 安中新田会所跡旧植田家住宅
住所:大阪府八尾市植松町1丁目1番25号
アクセス:JR大和路線「八尾駅」から徒歩5分
TEL:072-992-5311
営業時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日・祝日の翌日・年末年始