JR大和路線(関西線)柏原駅を降りて1分ほど歩くと、このような石碑を発見しました。
この石碑は南北に伸びる長瀬川沿いに建っています。
石碑には、「アクアロード柏原」と描かれていますね。
長瀬川沿いのこの道のことを「アクアロード柏原」と呼ぶそうです。
アクアロード柏原・長瀬川とは?
この「アクアロード柏原」は、長瀬川環境整備事業として、長瀬川に並行して道が整備されたようです。柳の並木や自然あふれる景観を活かしたこの「アクアロード柏原」はとても整備された道で、普段は人通りの多い遊歩道となっているのだとか。
ウォーキングしている人や、通学路として市民から活用されている生活道路として、普段から使われているようです。
日ごろ通り過ぎるだけでじっくりアクアロードを歩く機会がないのですが、お天気が良かったので歩いてみました!
車が横の道路で走っていますが、歩行専用の遊歩道なので安心してウォーキングができます。
懐かしい「手遊び」をこんなところで発見!
イラストが描かれているベンチを見つけました!
ベンチには昔ながらの「手遊び」を解説しているイラストが描いてあります。
最近の子どもはこのような昔ながらの「手遊び」を知らないかもしれないので、こういった風に書いてあると興味を持ってくれるかも。
イラストがかわいらしくて、座るのはもったいないなと思いじっくり見てしまいました。
アクアロードには、このようなベンチがいくつも用意されています。
ウォーキングの合間に休憩するには、ちょうどいい感じです!
長瀬川の鯉がたくさんやってくる様子は圧巻です!
しばらく歩いてみると階段があり、鯉に餌をあげている男の子に出会いました。
階段を降りると、水辺の近くまで降りることができるようです。
男の子はどうやらパンくずを鯉にあげていたようです。
よく見ると長瀬川には、放流されている鯉がたくさん泳いでいました
みるみるうちに餌をあげている男の子のところに、鯉がたくさん集まってきました!
人間が餌をくれることを分かっていて、自然と鯉が集まってくるようですね。
鯉は、人間のことをちゃんと分かっているようで感心しました。
現在の長瀬川は、たくさんの鯉が生息するまで環境が良くなりきれいになったそうです。
アクアロードの遊歩道で歴史を学ぶことができる
そして遊歩道を見てみると、可愛いイラストのタイルが所々に埋め込まれています。
このカラフルなタイルは「柏原の史跡かるた」と言われるものです。
柏原市にゆかりのある歴史の名所を盛り込んだ「ご当地かるた」。
「アクアロード柏原」は「大阪のみち99選」に選ばれており指定の観光名所でもあります。
江戸時代には、柏原市では舟による運送業も行われており、船に関連した商家や建物は国の重要文化財に指定されています。
明治時代以降は、ぶどう栽培が盛んになり、今ではワインも柏原名物となっています!
大和川の伏流水を利用し、さらし木綿(木綿の白布)の染色業も発展したりと、産物もたくさんあります。
このように長い歴史のある柏原市。
「アクアロード柏原」には、歴史を感じるものがたくさん見つかります。
見晴らしがよく、気持ちよくウォーキングをすることができました。
そして、柏原駅の方に戻る途中、こんなにかわいらしい子と目が合ってほっこり。
癒しのスポットになりそうですね。
アクアロード柏原
住所:大阪府柏原市堂島町〜上市2丁目
アクセス:JR関西本線「柏原駅」から徒歩1分