小さい頃から甘いお菓子が大好きだった私が、八尾で人生最高のチョコレートケーキに出会いました。
今回はそんな感動の出会いがあったお店、パティスリーイグレックオガワ(以下、イグレックオガワ)をご紹介します。
住宅街にひっそりと佇むケーキ屋さん

近鉄大阪線「河内山本駅」の北口から、近鉄信貴線沿いに東へ約8分歩くと、住宅地に突然あらわれるお菓子研究所の看板。こちらがイグレックオガワの目印です。

看板を通り過ぎると右手に店舗があり、青・白・赤の鮮やかな色彩が目に飛び込んできます。
こちらがイグレックオガワの入口です。
お店の前には車一台分の駐車スペースがあります。
スイーツいっぱいのしあわせ空間

店内に入ると、正面に生菓子のショーケースがあります。


さらに、お店の両側にも、焼き菓子が並んでいます。
たくさんのスイーツに囲まれて、甘いもの好きにはたまらなくしあわせな空間です。
おいしさの秘密をズバリ!教えてもらいました
この日はオーナーがいらっしゃったので、お話をうかがうことができました。

まずはそのおいしさの秘密が知りたくて、「どうしてこちらのケーキはこんなにおいしいのですか?」と単刀直入に聞いてみました。
すると「材料です」とシンプルな返答が。
生クリームは北海道産の純生クリームを使用されており、「添加物を使用せず、ちゃんとした材料を使って基本のレシピどおりに作れば、おいしいお菓子ができます」と、笑顔で教えてくださいました。
なにか特別な裏技があるのかと想像していましたが、そんなことはありませんでした。
オーナーから教わった方法は一見シンプルですが、実際におこなうのはなかなか難しいような気がします。
地産地消を意識した焼き菓子
お店で販売している焼き菓子は、地産地消を意識した商品づくりやネーミングが取り入れられているとのこと。
たしかに商品名に「かわち」「八尾」といった地名が入っていて、お土産にも良さそうです。

また、八尾の若ごぼうと八尾枝豆を使用したバターケーキは、大阪万博で八尾のPRとして配られるなど、注目度が高まっています。
ショーケースに置かれたまるごとリンゴの意味は?

店内の写真を撮らせていただいていたら、ショーケースの一番下にリンゴがまるごと置かれていることに気がつきました。一番下の段の左右に、1個ずつ置いてあります。
なぜこんなところにリンゴが?と思い理由をたずねたところ、リンゴから発生するエチレンガスには、生クリームの劣化や乾燥を防ぐ効果があると教えてくださいました。
リンゴはしゃがまないと見えない位置にあるので、小さいお子さんが「りんごがある!」と見つけて、お母さんが驚くこともあるそうです。
おすすめのケーキ3選
今回は、お気に入りのケーキを3個買って帰りました。

こちらはフレーズという名前のイチゴのショートケーキ。スポンジはきめ細かくて、それでいてふわふわ。イチゴと生クリームのバランスがとても良いです。
何より生クリームがおいしくて、あっという間に食べてしまいました。まったくしつこさを感じないクリームの味は、素材の良さがいかされているのだと感じます。

イグレックオガワのケーキの中で私が一番おすすめしたいのが、生チョコトルテです。
甘すぎずしっとりした食感で、生チョコが口の中でとろけます。最初のひとくちから最後まで、ずっとおいしさが続くステキなケーキです。

こちらは家族用に買ったタルトフリュイ。
フルーツを使用したタルトで、宮崎産のマンゴーがたっぷりのっていました。
ひとくち味見させてもらったところ、マンゴーってこんなにおいしかったんだ!と驚くような味わいでした。トッピングに添えられたお花も食用花なので、そのまま食べられます。
タルトフリュイは旬のフルーツで作られているので、季節ごとに違った味が楽しめますよ。
生ブッセもおすすめ!

今回は売り切れで買えませんでしたが、生ブッセもおすすめです。(写真は別の日に撮影したものです)
甘さひかえめのつぶあんと、生クリームの相性がぴったりのお菓子。
あまりにもおいしいので、生ブッセとケーキ、両方買うこともしばしばあります。
イグレックオガワのInstagramはほぼ毎日投稿されていて、季節のスイーツなどが紹介されています。来店予定の方は、ぜひInstagramもチェックしてみてください。
パティスリーイグレックオガワ
住所:大阪府八尾市東山本町1-9-9
アクセス:近鉄大阪線「河内山本駅」から徒歩約8分
TEL:072-923-5268
営業時間:10:30-18:00(売切れ次第閉店)
定休日:木曜日
駐車場:あり(1台)