近年注目を集める“昭和レトロ”ブームの中でも、特に人気を誇るのが昔ながらの喫茶店巡り。今回は、そんなレトロ喫茶好きの方にぜひ訪れていただきたいお店、「純喫茶 藤(ふじ)」をご紹介します。
菊水商店街の入り口に佇む一軒
藤井寺駅南口を出て、南北に続くメインストリートから少し東へ進むと、どこか懐かしい雰囲気をまとった菊水商店街が見えてきます。その入口付近に、今回ご紹介する純喫茶 藤が静かに店を構えています。

店頭には「純喫茶」の大きな文字が堂々と掲げられ、訪れる人の目を引きつけます。特に「藤」の文字は重厚感のある書体で、とてもカッコいいです。

昭和の面影に包まれるレトロな空間
お店の中へ一歩入った瞬間、まるで昭和の純喫茶にタイムスリップしたかのような雰囲気が広がっています。
壁に掛けられた木製のメニュー表がどこか懐かしく、温もりに満ちています。買い物の間にほっと一息つくのにぴったりな空間です。
メニューはとても充実しており、コーヒーや紅茶はもちろん、大阪の純喫茶では欠かせないミックスジュースや生レモンスカッシュなどのジュース類も揃っています。
さらに、カレーライスやオムライスといった軽食メニューも用意されており、幅広い世代が楽しめる内容です。「ソーダ水」と記されたメニュー表記にも、どこか昭和の面影を感じられます。


店内は大きな窓から通りを眺められるつくりになっており、外の景色を楽しみながらゆっくりとコーヒーを味わう時間は、まるでゆったりと時間が流れていくような心地よさ。

純喫茶ならではの王道メニューを堪能
純喫茶 藤では、開店から11時までお得なモーニングサービスを提供しています。
ホットコーヒーに、トーストと玉子、サンドイッチ、またはホットサンドが付く3種類のセットがあり、いずれもワンコイン以下といううれしい価格設定です。
今回は11時を過ぎての来店だったため、ホットコーヒーとミックスサンドを単品で注文しました。
コーヒーを待ちながらふとテーブルを見ると、お砂糖が2種類置かれていることに気づきます。ひとつはザラメ糖、もうひとつはグラニュー糖でした。お店の方に伺うと、これは先代のころから変わらず続くスタイルとのこと。
昔からの常連さんには、ゆっくり溶けて味の変化が楽しめるザラメ糖が人気なのだそうです。かつて喫茶店ではザラメ糖が好まれていた記憶がよみがえり、どこか懐かしい気持ちに包まれました。

提供されたコーヒーは、苦みが控えめですっきりとした味わい。ブラックでいただいても口当たりがやさしい一杯でした。

ミックスサンドはまさに王道の味わい。焼きたての玉子は温かく、ハムとレタス、そしてマヨネーズとのバランスが絶妙で、とてもおいしかったです。
コーヒーとの相性も抜群で、純喫茶ならではのゆったりとした満足感を味わえるひとときでした。

ドリンク付きで満足感たっぷりのランチメニュー
11時半からは、ランチメニューも登場します。
この日も、注文が入るたびにカウンター越しからフライパンを振る元気な音が響き、どこか活気に満ちた空気が漂っていました。
メニューは定番の焼肉定食に加え、日替わりのお得なランチセットが用意されています。日替わりランチを注文すると、コーヒー、紅茶、カフェオレのいずれかがついてくるうれしいサービスも。
純喫茶ならではの本格的なドリンクが楽しめて、価格はなんと860円。1,000円札でお釣りが返ってくる手軽さはとてもうれしいポイントですよね。

藤井寺駅前でお買い物をされる際や、ちょっと一息つきたいときには、ぜひ純喫茶 藤へ。
どこか懐かしいレトロな空間で、ほっとするランチタイムやコーヒーブレイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。
純喫茶 藤
住所:大阪府藤井寺市春日丘1丁目2−3
アクセス:近鉄南大阪線「藤井寺駅」から徒歩約2分
営業時間:7:00-18:00
定休日:日曜日
駐車場:なし



















