古民家カフェ「SANKARA」で味わう、自家栽培の本格スパイスカレーと体にやさしいスイーツ/恩知

緑豊かな恩智の町にひっそりと佇む、古民家リノベーションカフェ「SANKARA」。

恩智駅から徒歩約15分、恩智神社の坂を上がった先に広がる特別な空間では、自家栽培の野菜やお米を使ったスパイスカレーや体にやさしいスイーツが楽しめます。

今回は、週末限定でオープンするこちらのカフェを訪れました。

古民家のどこか懐かしい、ほっこり空間

店内に足を踏み入れると、やさしいオルゴールのBGMが静かに響きます。心地よい木の香りとともに広がるのは、どこか懐かしさを感じさせる畳の空間。
落ち着いた雰囲気の中に5つのテーブル席が並び、ゆったりとくつろげる配置になっています。

特におすすめなのは、やわらかな日差しが差し込む窓際の席。庭の景色を眺めながら、のんびりとしたカフェタイムを楽しめます。

古民家ならではの梁や柱を生かした内装は、訪れる人の心を和ませてくれます。

店内には、シンプルながらも和をしっかりと感じられるインテリアや、各テーブルにお花が置かれており、どこを切り取っても絵になる空間。時間がゆっくりと流れているような穏やかな雰囲気のなかで、おいしい食事とともに癒しのひとときを過ごせる、そんな特別なカフェです。

月替りスパイスカレーと気まぐれパフェを味わう

SANKARAの看板メニューは、月ごとに具材が変わるスパイスカレー。季節の野菜を自家栽培し、からだにやさしい一品を提供しています。

取材日のカレーは、大根のスパイスカレー(税込1,100円)。
カレーといえば、じゃがいもやにんじん、たまねぎが定番ですが、大根のアチャール(酢漬けの漬物のようなもの)が入ったカレーは初めて。
ひとくち食べると、ポリッとした食感の大根とまろやかなカレーの相性が抜群で、クセになるおいしさです。
さらに、カレーの上に並ぶ3種類の副菜も日替わり。この日は黒豆の煮物、白菜ラペ、さつまいものレモン煮と、どれも体に優しいものばかり。使用するレモンも、お店で栽培された無農薬のものなのだそうです。
どれもお腹に負担をかけず、あっという間に完食。カレーの美味しさに感動し、デザートも注文してみることにしました。

SANKARAではスイーツメニューも充実しています。定番のチーズケーキやワッフル、スイートポテトに加え、卵・小麦・乳製品不使用のキャロットブラウニーやアップルタルトなど、美容や健康を意識したメニューが揃っています。

今回は、気まぐれminiパフェ(カレーとのセットで450円)を注文。窓の外を眺めながらのんびり待っていると、小さなカップに入った美しいパフェが運ばれてきました。

パフェには、甘酒を使ったりんごのシャーベットや黒豆の発酵あんこなど、美容にうれしい食材がたっぷり。底に入っているチョコレートも、砂糖を一切使用していないのだそうです。
体に優しい素材で作られたパフェは、罪悪感なく楽しめます。

オリジナルのテイクアウトメニューも充実

カフェの入り口にはテイクアウトメニューが並ぶ販売スペースもあり、カフェ利用をしなくても購入できます。糀を使用した天然酵母パンは、あんこ、レモンピール、レーズン&フランベリー、肉まんと、豊富な品揃え。

ホームメイドのジャムや、柚子こしょう、鷹の爪など、販売される商品は営業日によって異なります。どんな商品が並ぶのかは、その日のお楽しみです。

SANKARAは、日常の忙しさを忘れ、ゆったりとした週末を過ごしたい方におすすめのカフェです。食べる人の健康を考えてつくられた料理は、日々の疲れを癒してくれること間違いありません。
恩智の緑に囲まれたこの古民家カフェで、心も体も癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。営業日は月ごとに変わるため、最新情報はお店の公式インスタグラムをチェックしてください。

Cafe SANKARA
住所:大阪府八尾市恩知中町5-84
アクセス:近鉄大阪線「恩智駅」から徒歩約12分
営業日:土曜日、日曜日
営業時間:10:00〜16:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。