高安駅で見つけた喫茶店「Café凡」で過ごす癒しのひととき

近鉄高安駅東口から徒歩わずか5分ほどの場所に、早朝から地元の人々に愛される喫茶店があります。その名も「Café凡(ぼん)」。一歩足を踏み入れると、まるで日常を忘れてしまいそうな落ち着いた空間が広がっていました。

日常で「余白」を感じたいならここ

お店に入ってまず目に飛び込んでくるのは、ブルーを基調とした落ち着きのある壁と、木のぬくもりを感じさせる家具たち。

テーブルやカウンター、椅子に至るまで、丁寧に選ばれた木製のインテリアが、あたたかな雰囲気をもたらしています。観葉植物の緑も相まって、日常の疲れを癒してくれるような空間です。

店内は全25席。ゆったりとしたテーブル席から、落ち着いて過ごせる半個室、カウンター席まで、さまざまなシチュエーションで楽しめる空間が用意されています。

なにより魅力的なのが、席と席の間隔が広く、のびのびと過ごせること。隣を気にせず、贅沢な時間を過ごせるのがうれしいポイントです。

店内を見回すと、壁に飾られたおしゃれなフランスの絵や、かわらしい雑貨の数々、そして水槽のなかを優雅に泳ぐ熱帯魚たちが目に入ります。これらはすべて、店主が「好きなものを集めた」というこだわりのアイテムたちなのだそう。

やわらかな癒し系のBGMが流れるなかで、1人でゆっくり過ごしたり、友人と楽しんだり。日常にひとときの「余白」を感じられる場所です。

朝6時半からオープン。モーニングからランチまで豊富なメニュー

cafe凡の魅力のひとつが、早朝からお店が開いていること。なんと、朝6時半からオープンしています。

仕事前のひと息や、朝活の場としてもおすすめです。モーニングだけでなく、ランチ、カフェタイムまで幅広く対応しており、どの時間に訪れても満足できるメニューがそろっています。

今回いただいたのは、たっぷりチキンの昭和オムライスセット(税込1,250円)。ふわっととろける玉子に、優しい味付けのケチャップライス。オムライスにかかっているケチャップは「ハインツ」のものを使用しており、あっさりとしながらもコクのある味わいに仕上がっています。

名前の通り、どこか懐かしさを感じさせる「昭和の味」。たっぷり入ったチキンもジューシーで、スプーンをすくう手が止まりません。ボリューム感もちょうどよく、ぺろりと完食してしまいました。

食後のスイーツも見逃せない。甘いもの好きの心を掴む逸品たち

ランチとともに楽しみたいのが、Café凡自慢のスイーツメニュー。

今回はアイスコーヒー(ランチセットに含まれる)とともに、食後のミニケーキ(税込270円)を注文しました。内容は、レモンケーキ(ウイークエンドシトロン)とニューヨークチーズケーキの2種盛りです。

レモンの香りが爽やかに広がるレモンケーキは、しっとりとした食感と絶妙な甘酸っぱさが広がります。
チーズケーキは、なんと卵を使用していないというこだわりの逸品。軽やかな口溶けながら、しっかりとチーズのコクを感じられ、底に敷かれたロータスクッキーとの相性も抜群です。

お腹いっぱいでも、不思議と最後までおいしくいただけるバランスのいいセットでした。

さらに注目したいのが、凡特製プリン(税込420円)。こちらは、昔ながらの硬め食感が特徴で、スプーンですくったときのしっかりとした存在感に懐かしさを感じられます。ほろ苦いカラメルと相性がよく、大人も大満足できる一品です。

また、パフェ好きにはたまらないラインナップも。「バナナチョコレートパフェ」「マンゴーパフェ」「凡特製プリンパフェ」の3種類が用意されており、いずれも税込580円という驚きのリーズナブルさ。季節を問わず楽しめる甘味の数々は、訪れるたびに違う味を試したくなります。

訪れる人に上質な時間を提供してくれる「Café凡」。早朝のモーニングからランチ、カフェタイムまで、どんな時間帯でも温かく迎えてくれる場所です。

日々の喧騒から離れて、自分だけの「ほっとする時間」を過ごしたい方にぜひ訪れてほしい一軒です。

Café凡(カフェ ボン)
住所:大阪府八尾市高安町南1丁目33-1
アクセス:近鉄大阪線「高安駅」から徒歩約5分
TEL:072-946-1468
営業時間:6:30-17:30
定休日:水曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。