地元の人ならお馴染みの和菓子屋さん「帯喜太(おびきた)」。初めてのおやつは、ここのういろ、なんて方もいるかもしれません。
今回は、そんな長年地元の方に愛され続ける帯喜太をご紹介します。
由来からも歴史を感じられる屋号


店名の由来をうかがったところ、お話を聞かせていただくことができました。
初代の方のご実家が八尾で呉服問屋の帯屋さんを営んでいたそうで、初代の方のお名前が喜太郎。
喜太郎さんは長男ではなかったため、帯屋さんを継がずに和菓子屋さんを営むことに。
そのため、「帯屋の喜太さん」から「帯喜太」と名付けたそうです。
時代劇でしかきいたことのない呉服問屋という響きにちょっと感激してしまいました。
現在は5代目のご主人がご夫婦で営んでいます。
創業当時から変わらぬ材料で受け継がれる伝統の味

帯喜太の商品はどれもシンプルな材料で作られていて、保存料などは一切使われていません。
それもそのはず、創業当時から5代目の今までレシピは変わっていないそうです。
小さなお子さんのおやつとしても安心していただけるのは、子育て世代にはうれしいポイントですね。
奥様おすすめの名物「あんまき」

帯喜太といえば、あんまきが思い浮かぶ方も多いはず。ういろうと並んで名物の和菓子です。
自家製のあんをふんわりとした生地でくるりと巻いた一品は、どこかほっとするおいしさです。
実はこのあんまき、作りおきはされていません。
生地がかたくなってしまうため、注文を受けてからひとつひとつ丁寧に巻かれます。
そのため、常連の方はあらかじめ時間と個数を電話で予約されることも多いのだとか。
また「当日中にお召し上がりください」との案内もあり、できたてへのこだわりが伝わってきます。

私も家に持ち帰り、子どもたちと一緒にいただきましたが、ぺろりと完食。
自家製のあんは甘さひかえめで、やさしい味わいです。
もう少し買っておけばと少し後悔するほど。
ほっとひと息つける、やさしい店内

店内には腰をかけてゆっくり過ごせる飲食スペースも用意されています。
奥様にうかがうと、街歩きの途中にふらりと立ち寄り、その場で味わっていかれる方もいらっしゃるのだとか。
帯喜太がある久宝寺町には、築100年以上の長屋や江戸時代に建てられたお寺などがあり、のんびり歩くだけでもステキな時間を過ごせそうなエリアです。
そんな街歩きに立ち寄れる場所として、帯喜太もコースのひとつに加えたくなりますね。
また、手洗い場も設けられているため、小さなお子さん連れでも安心して利用できます。こうした細やかな気づかいのひとつひとつに、お店のやさしさが感じられます。
街探検で聞こえる子どもたちの声

大人の街歩きスポットにはもちろんですが、地域の小学校からも街探検のスポットとして子どもたちが来ることがあるそうです。
歴史と伝統を身近に感じられるお話を聞かせていただけるので、ぴったりなスポットですね。
お孫さんもよくお店に来られるそうで、かわいい手書きの案内が貼ってあり、思わずほっこりしました。
出逢えたらラッキー!限定商品

定番商品は、あんまきにういろ、もなかなどがありますが、暑い時期をのぞいた毎月1日と27日限定でくるみ餅が販売されています。
実は取材にうかがった日がちょうど27日で、運よく、くるみ餅をゲットすることができました♪
くるみ餅という名前ですが、くるみが入っているわけではなく大豆が使われていて、こおばしいきな粉のような味わいで、これまたおいしくて、あっという間になくなりました(笑)。
さらに、季節ごとの和菓子も魅力のひとつ。
春限定のさくら餅、5月は柏餅、6月はくずまんじゅう、同じころから黒蜜の寒天も販売されるそう。
保存料を使っていないため、気温が35℃を越えるとお店はお休みになるそうで、近年は猛暑なので7月後半から9月くらいまで、やむなく休業しているとのことです。
帯喜太の商品はどれもネット販売などはしていないので、ぜひ暑くなる前に足を運んで見てください。
家族みんなで楽しめるおやつにピッタリな和菓子と出逢えますよ♪
帯喜太
住所:大阪府八尾市久宝寺1丁目4-41
アクセス:JR大和路線「久宝寺駅」から徒歩約10分
近鉄大阪線「久宝寺口駅」から徒歩約10分
TEL:072-922-4220
営業時間:9:00-18:00
定休日:月曜日
※くるみもち販売日が月曜日の場合は翌、水曜日が定休日
駐車場:なし
















