みなさんにとってお好み焼きはごはんですか?それともおかずですか?
関西生まれの私にとっては、ずっとごはんの位置づけでしたが、最近お酒のお供としても楽しめると知り、新しい魅力に気付きました。
今回は、そんなおいしいお好み焼きをお酒と一緒に味わえる「まま家」をご紹介します。
全席喫煙OKの大人空間

近鉄八尾駅の北側を線路沿いに歩くこと、約6分。お好み焼きを焼いている猫ののれんが、まま家の目印です。
ちょうちんのオレンジ色のあかりが、あたたかく出迎えてくれます。

お店に足を踏み入れると、カウンターの奥に日本酒のびんがズラリと並んでいるのが見えます。
店内は全席喫煙OK。20歳以上限定の空間なので、大人同士で気兼ねなくワイワイ楽しめます。
ちなみに私はたばこを吸いませんが、お店に入った時にたばこのにおいは感じませんでした。
換気が行き届いているからこその快適さだと思います。
豊富なドリンクと多彩なフードメニュー
まずは乾杯からということで、とりあえず生ビールを頼みました。

驚くのは、飲み物と粉ものだけで、これだけの種類が揃っていること。ノンアルコールドリンクも充実しているので、お酒を飲まない方も楽しめます。
さらに日本酒のラインナップもあり、お酒好きにはたまりません。

さらに驚きなのが、こちらの一品メニューの数々。おいしそうなものがずらりと並んでいて、どれを注文するか迷います。
巻かないう巻や明石焼風玉子焼など、ユニークなメニューも魅力的です。
まま家の一品料理はボリュームがしっかりあるので、頼みすぎには要注意です。
今回は下記のメニューを注文しました。
- 極上和牛タタキ
- 蒸し豚とキムチ
- 生タコガーリック炒め
- お好み焼き(すじ)
猫好きにはたまらない店内
店内は想像以上に奥行きがあります。

カウンター4席、手前にテーブル席が2つ、奥に掘りごたつ式の4人席もあります。
取材時の平日18時半は落ち着いていましたが、週末は多くの人でにぎわっています。
そして注目したいのが、店内のいたるところにある猫グッズ。

運ばれてきた取り皿と箸袋にも、かわいらしい猫が描かれています。

壁を見上げると、こちらにも猫がずらりと並んでいます。

さらに、メニュー立てや灰皿にまで。
棚にはかわいらしい猫の置物がずらりと並びます。猫好きなら、料理を待つ間もつい眺めて楽しめる空間です。
味もボリュームも大満足の一品料理

蒸し豚はあたたかく、やわらかな食感です。
見た目は真っ赤なタレですが、辛さはキムチよりも控えめで食べやすい味わい。
脂身がしっかりありながらも重さを感じず、次々と食べてしまいました。

まま家に来たらはずせないのが、和牛タタキです。
注文後、カウンターの鉄板で丁寧に焼き目をつけるため、絶妙な焼き加減に仕上がります。
写真には写っていませんが、専用のポン酢しょうゆをつけていただきます。豊富な薬味との相性抜群が抜群で、組み合わせによってさまざまな味の変化を楽しめます。
店主の”ままちゃん”はとても気さくな人柄で、調理中の写真撮影も「顔が入らないなら」とこころよく応じてくれました。

手際のよいコテさばきで、どんどん料理ができあがっていきます。
生タコガーリック炒めは、とにかくタコがぷりぷりしていておいしかったです。
しめはやっぱりお好み焼き

こちらは、かつお節をのせる前のお好み焼です。
まず驚いたのは、生地の分厚さ。その中にはキャベツとすじ肉がたっぷりと入っていて、ボリューム満点の一品です。

焼きたてのお好み焼はフワフワで、キャベツのシャキシャキとした歯応えがしっかり感じられました。
ソースとすじの甘辛い味わいが絶妙に絡み合い、お酒がすすみます。
今回は2人で4品を注文し、おなかいっぱいになるほど堪能しました。
まだまだ気になるメニューが豊富に揃っているまま家。ぜひ一度、お酒と相性抜群のお好み焼きを味わってみてください。
まま家
住所:大阪府八尾市桜ヶ丘1丁目93番地 イクゼ参番館103
アクセス:近鉄大阪線「近鉄八尾駅」から徒歩約6分
TEL:072-915-3719
営業時間:月木金土 17:30-22:00
日 14:00-21:00
定休日:火・水曜日
不定期休業日はHP、公式Instagramにてご確認ください。
駐車場:2台